小児科医とは

子どもの病気は小児科医に

おとなが病気のときは、症状によっていろいろな科に行きますが、子どもの病気は、まず私たち小児科医に相談してください。
私たち小児科医は、子どもの病気や心の健康の専門家です。目や耳、皮膚の病気についてもまず私たち小児科医に任せて下さい。
たいていの問題は私たち小児科医が解決できます。もし耳鼻科や皮膚科などで診てもらう必要があれば小児科医から紹介します。

小児科医にできること

私たち小児科医は、子どもたちの病気を治すばかりでなく子どもたちの健康を守るために予防接種や乳幼児健診をしています。
また、育児相談や心の悩みの相談にも応じます。さらに出生前や出生後の育児相談として、こんにちは赤ちゃん小児科訪問（ペリネイタルビジット）をしています。
また、小児科医は学校医や園医として子どもたちの健康を見守っています。ときには講演会でお話をして地域のお母さんたちを応援しています。

主治医として

小児科医はあなたのお子さんの主治医として、病気のときはもちろん、予防接種、乳幼児健診、子育ての心配事などに応えながら、おとなになるまでのすこやかな成長を見守り続けます。
また、病気が心配で大きな病院に行こうか迷ったときも、遠慮なく相談して下さい。必要に応じて紹介状を書いて、これまでの経緯を詳しく病院の先生にお伝えします。

※日本外来小児科学会リーフレット「あなたの子どもの小児科医」より引用