小倉北区井堀にある小児科です。戸畑区、八幡東区からもアクセスしやすい小児科です。

HPVワクチンについての重要なお知らせです

・HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、定期接種で無料で接種できます。
・対象者は、小学6年生〜高校1年生です。
・高校2年生からは有料になります。3回分で5万円です。

子宮頸がんってどんな病気?
① 子宮頸がんは子宮の入り口にできる癌です。
・婦人科検診で検査しやすく、発見しやすい癌です。
・治療は早期発見すれば、比較的治療しやすい癌です。
・進行すると、リンパ節や肺に転移し治療が難しくなります。

② 原因は?
・ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。
・性交渉により女性の約8割が生涯に一度は感染します。
・感染しても多くは自然に排除され病気にはなりません。
・ごく一部の人が子宮頸部に前がん病変を引き起こします。

子宮頸がんは若い女性に多い病気です
・20〜30歳代の子宮頸がんの発症率は、10万人あたり16,8人です。
・気づかないうちに進行して子宮頸がんになる女性は、1年間に1万人です。
 非常に多くの若い女性が病気になり、増加傾向です。
・この癌のために、毎年3000人の若い女性が命を失っています。
・オーストラリアでは、女子だけでなく男子も80%以上が接種し、
 発症率は半分以下になっています。(2017年)
 一方、日本では接種率0,3%で、発症率は増加しています。

わずかな副反応より3000人の命が奪われるという事実があります
・私は、ワクチンを接種しないという選択肢はほとんどないと思っています。
 ぜひこの機会を逃さないでください。

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