小倉北区井堀にある小児科です。戸畑区、八幡東区からもアクセスしやすい小児科です。
日本小児科医会総会フォーラム in 仙台(6/14~6/15)
カフェイン中毒と診断した2か月の男児(岩手大学 小児科学講座)
生後2か月のときに、四肢の動きが多く過敏で睡眠時間が短いとの訴えであった。
母は母乳へのカフェインの移行を意識せず、コーヒーを1日2杯と緑茶やほうじ茶を1日2杯(合計4杯)を飲んでいた。
この赤ちゃんはカフェイン濃度が高くカフェイン中毒であった。
人工ミルクのみにして3日後にカフェイン濃度が正常になり睡眠時間が長くなった。
母はカフェイン摂取をひかえて母乳を再開した。
カフェイン摂取量が300mg(コーヒー3杯分/日)までは、母乳に影響ないとされるが、興奮や不眠がみられる乳児では、カフェイン中毒も鑑別する必要がある。
授乳中のお母さんは、カフェイン飲料は控えめにしましょう。